昔と違って共働きの夫婦が主流になっているとはいえ、私の周りには専業主婦もとても多いです。小さな子供がいる場合は、なかなかパートに出ることができませんよね。産休をとっているママは、保育園に子供を預けて復職していますが、結婚や妊娠を機に仕事をやめてしまったママは就労証明が取れないので下の子が幼稚園に上がったタイミングでパートを探します。
しかし、このパート先、本当に見つかりません。なぜなら、子供の熱や怪我で幼稚園から呼び出されることは日常茶飯事だからです。集団生活になると、子供は頻繁に体調を崩します。いつ早退するか、遅刻するか、欠勤するか分からない、しかもその確率が高い、そんな人間はあまり雇いたくないですよね。
核家族化が進んでいるため、周りに子供も迎えを頼める両親がいないことも多いと思います。私自身もそうでした。それに、急な休みを繰り返すと同僚に申し訳ない気持ちになります。周りの目も気になりますよね。
そこで、探した仕事の条件が「時間自由!急な休みOK!でも家計の足しになるくらい稼げる」です。
そんな夢のような仕事・・・ありました!在宅ライターです。
約月収10万円を稼ぎ、開業し自分のオフィスを持つまで、なんと2カ月でした。特別なことはことは何もしてません。この記事では、その方法について、紹介していきます。
在宅ライターとは、自宅でパソコンを使って記事を作成し報酬を得るという働き方です。専門的な知識が必要だと思われがちですが、在宅ライターはサラリーマンの副業や主婦のお小遣い稼ぎとして人気です。
ただ、在宅ライターになったからといって仕事が勝手に舞い込んで来るわけではありません。ライターとして実績や経験を積めば、直接の執筆依頼があると思いますが、無名のライターにそんなことは起こらないと思っていいでしょう。
ではどうやって在宅ライターになればいいのでしょうか。
クラウドソーシングとは、ネットで不特定多数の仕事の受注者を募り、仕事を依頼し報酬を支払うという仕事の方法です。簡単にいうと、クラウドソーシングサイトにさまざまな仕事があり、その中から仕事を選んで作業をすると、報酬を受けとることができる仕組みです。この仕組みの最大のメリットは、営業をしなくていいこと。仕事は運営側が用意してくれるので選んで作業をするだけになります。自宅にこもってお仕事ができます。
経験や資格が必要な仕事ではないので、「書くことが好き」「パソコンがあり、ネット環境がある」のであれば誰でもスタート可能です。
無料で登録ができるサイトがほとんどで、有名なところでいうと「クラウドワークス」「ランサーズ」「サグーワーク」なのではないでしょうか。
私はこの中で「サグーワークス」を選びました。
その理由は、ただ「文字単価が高い」ということです。いろいろなクラウドソーシングの評判を読み漁り(2チャンネルも見ました)、主婦でも稼げそうな感じがしたのがサグーワークスでした。
サグーワークスに登録するのはとても簡単です。基本的な情報を入れるだけで、在宅ライター(webライター)デビューし、仕事を開始できます。サグーワークスにはライターのランク分けがされていて登録した時点ではレギュラーランクです。その後、案件をこなして一定の条件をクリアするとゴールドランクになります。
そして、サグワークスの最高位ランクがプラチナです。このプラチナランクのライターをプラチナライターと呼び、1文字1円以上の案件を受注することができるのです。クラウドソーシングでは、1文字0.3〜0.5円の案件が多く1文字0.8円でも高単価と言われるくらい。であれば、1文字1円以上というのは、かなり高い部類に入るのではないでしょうか。
ここまで聞くと、プラチナライターになりたいと思いませんか?毎日、家事に子供(旦那)の世話で忙しいので、短時間でお金を稼ぐことを目指したいですよね。
このプラチナライターになるには、プラチナライター試験を受けて合格することです。「試験」というワードで尻込みをしてしまう人もいると思いますが、逆に考えれば、試験に合格さえすれば高単価で仕事ができるということです。
しかも、このプラチナライター試験は何度でもチャレンジできるので、力試しも兼ねて受験してみることにしました。
プラチナライター試験を受けたのは、サグーワークスに登録した当日です。早く合格したら、その分高単価で仕事ができると思ったのです。
しかし、試験を始めてすぐに後悔。その分量をみて気が遠くなりました。私自身、広告代理店で求人広告を作っていた経験があるので、多少なりとも自信があったのです。その恥ずかしいくらい大きな自信は、分子レベルまで粉々に砕け散りました。
ネットでは「3時間かかった」とかいう人もいましたが、私は子供の相手をしながら少しずつ進め、1週間かかりました。この試験の唯一(?)のメリットは、制限時間が無いことです。したがって、ワードで保存しながらコツコツと試験をやれば合格への道も見えてくるのです。
飽きっぽい性格の私ですが、家計のためと思いスローペースではありますが、なんとか試験を終えることができました。結果は1週間後にメールやメッセージで届くとのことで、1週間を1日過ぎたところで、結果が送られてきました。
結果は、合格です。諦めずに試験を受けて本当によかったと思いました。
プラチナライターになったら、タスク形式の仕事と専属案件があります。通常の案件は時間制限があるのですが、専属案件は納期が決められていて○月○日までに納品できればいいのです。そのため、家事の合間に少しずる書き溜めて納品することができます。まとまった時間が取れない主婦にはピッタリです。
プラチナライターになって、記事をみてみると本当に単価の高い案件ばかりでした。ネットでの評判を信じていなかったわけではありませんが、1文字1円の案件が安く思えるくらいさらに高単価の案件が多いのです。
しかも、プラチナライターでは再投稿機能があります。簡単にいうと、誤字脱字やルールに反した記述があっても修正依頼があり、きちんと訂正できれば承認されるという機能です。これは、レギュラー・ゴールド案件にもあるのですが、レギュラー・ゴールド案件の修正依頼は修正依頼と同時に案件が解放されてしまいます。つまり、案件が解放され他の人がその案件に取り掛かってしまえば、修正することができずに非承認となるのです。非承認になれば、当然ポイントも入りません。私も3時間かけて3,000文字書いて非承認になったときは、泣きそうになりました。
プラチナライターの再投稿機能では2日間の期限内に修正すれば再投稿可能で、その後承認されれば問題なくポイントが入ってくるのです。
また、プラチナライターの方が制限時間も長いです。開始時間によっては、幼稚園のお迎えで作業を中断しても、子供が寝た後に作業を再開することもできます。
サグーワークスを始めたのは2018年5月の終わりだったので、6月からのポイントを紹介します。
6月・・・5万4504ポイント
7月・・・9万5679ポイント
8月・・・8万720ポイント
9月・・・8万5056ポイント
7月に至っては約10万円です。午前保育や子供のお休みが多く、作業時間が限られていたのであまり作業ができていないと思っていたのにびっくりしました。
このペースで行くと専業主婦の確定申告ライン月収38万円を超えてしまいそうなので、開業し青色申告を受けることにしたのです。
月収10万円あれば、子供の習い事や旅行の積立もできます。そしてちょっと嬉しかったのが、主人に誕生日プレゼントをあげられたことです。今までは、主人の収入で生活をしていたので誕生日プレゼントをあげても「どうせ俺が稼いだお金じゃん」と思われそうで、高価なものはプレゼントできませんでした。自分の稼いだお金でプレゼントを贈れるって、なんかいいですよね。
10万円稼ぐのに(実際には10万円弱ですが)睡眠時間を削って、必死で作業をしたわけではありません。
私の場合は、こんな作業時間です。
8時半〜子供を幼稚園に送る
9時〜 買い物や家事
10時〜 執筆作業
12時〜 昼食&録画ドラマ鑑賞
13時〜 執筆作業
14時30分〜 幼稚園のお迎え
16時〜 夕飯の準備
17時〜 子供のお風呂
18時〜 夕飯
19時〜 子供就寝
20時〜 家事
時間としては、1日3時間半〜4時間程度です。しかし、それでも納期が迫っているものや依頼があれば子供が寝た後に執筆することもありました。土日は記事執筆はしませんが、修正は逃したくないので、それだけちょこっとやっています。
子供が成長するとその分お金もかかります。少しでも家計の足しになればいいなと思い、在宅ライターを始めましたが、予想以上の収入を手に入れることができました。そして、やりがいを感じたりや目標を持ったりすることもできました。
在宅ライターは主婦の副業にピッタリです。安い野菜を求めてスーパーをハシゴするよりも、ライティングに時間を当てた方が家計のためになるかもしれません。その時間で数千円を稼ぐこともできるのです。
まだまだ、在宅ライターとしては勉強中の私ですが、「主婦の働き方探し」の手助けができればいいなと思い、この記事を作成しました。
書くことが好きであれば、ぜひ挑戦してみてください。